公益財団法人MR認定センター

導入教育について

導入教育とは

MRを目指す人が、MRとして最低限必要な資質(知識、技能、倫理観)を習得することを目的とした教育研修です。
導入教育は、基礎教育と実務教育に分けられます。

基礎教育

MRが医薬品の適正使用情報の提供・収集・伝達を行うために必要な基礎的知識を習得するために行う教育研修です。
導入教育の基礎教育を終えて修了認定を受けると、MR認定試験の受験資格が得られます。

どこで受講できるか

登録企業に在籍する人は、企業が教育研修を受講者に提供しています。

登録企業に在籍しなくても、MR導入教育実施機関が提供する講座を受講することができます。つまり、学生でも基礎教育を受けられ、MRに必要な基礎知識を習得することができます。

登録企業の一覧はこちら

MR導入教育実施機関の一覧はこちら

基礎教育の内容

MR認定センターが発行するMRテキストが学習教材です。科目は、「医薬品情報」、「疾病と治療」、「MR総論」の3科目です。MRテキストはMR認定試験の出題範囲となっています。

MRテキストについてはこちら

実務教育

MRが患者志向に立ち医療関係者から信頼されるバートナーとして必要な実践的資質を習得するために、製薬企業またはCSO(MR派遣業)が計画的に実施する教育研修で、7つの科目に分けられています。

  • 倫理教育
  • 安全管理教育
  • 技能教育
  • 実地教育
  • 製品教育
  • 製品関連知識
  • その他教育

このうち、倫理教育、安全管理教育、技能教育については、企業理念に基づき、導入教育の実施ごとにGIO(一般目標)とSBO(到達すべき具体的な行動目標)を各企業が定め、教育研修と成果確認を実施し、センターに報告することで修了認定されます。

2026年度からは、倫理と安全管理についてSBOが設定され、成果確認が行われるようになります。(実務教育認定基準についてはこちら

実務教育は、登録企業に在籍していると受講できますが、MR導入教育実施機関では受講できません。